偽物語(下)を読んで

 ついぞ先日講談社BOXから出版されました、西尾維新先生が200パーセント趣味で書いたと公言しておられます、偽物語の下巻を購入し、読了した所、なにやら色々なボルテージがクライマックススカイハイで危険が危ないので、つらつらと思った事を書いてみました。



 西尾維新先生の作品を初めて読んだのは、講談社ノベルスの『クビキリサイクル』でした。


 いつのだったかは忘れてしまいましたが、
『このライトノベルが凄い』で紹介されているのを読んだのが興味を持つきっかけだったのです。その時たまたま書店で並んでいるのを見掛けて、タイトル買いをしました。
ホントに初めの感想としては、文字がひたすら多く難しく読みにくい、感情移入するのが大変な印象でした。更に登場人物の名前も凄く特徴的で、読み進めることがちょっとツラい。
 ですが読んでいるうちに、日本語の面白さや文章の面白さが病み付きになってくるのです。それまでは分厚く難解な言葉の羅列に感じられていたものが、映画や劇を見ているようにスッと頭の中に入り込む様になり、文字を追い活字を喰らう事がとても快感になってきました。<戯言シリーズ>としては、2005年に完結しているのですが、去年より、ノベルス版から文庫版として移植もされております。手に入る機会も増えると言うもので超おすすめです。



 さて、そして本日、『化物語』から始まっていたシリーズの最新刊『偽物語(下)』を買ってきました。こちらは『化物語(上下)』『傷物語』『偽物語(上)』の続きにあたります。

 〜物語シリーズは、西尾先生の作品はどれもなのですが、特に会話のやり取りが最高に面白い。テンポ良く流れてくる台詞は、戯曲のようでありゲームやマンガの話もあるし、登場人物がメタな発言をすることも度々見られます。そのくせ、癖が無いと言うか、凄く読みやすい作りに感じます。主人公が解りやすいからかな、とか考えてます。

またその内一冊一冊とかシリーズ毎とか、キャラや設定とかについて語っていきたい様な気持ちもありますが。


さて、内容はネタ張れにつき省略
じゃんけんとかはみがきとかはちくじとかろーるすろいすとかしのぶとかおしたおすとかいもうととかいもうととかおまえさまとかいもうととかいもうと


再起動
 うわああああああ、すっげえ楽しかったあああああぁ!


VOFAN氏の描くキャラも大好きです。


アニメがそろそろ始まる感じです。あの話やあの叫びを神谷ひろCさんが演じられるのかと思うと、マジでトキメキそうですw



 あくまでも読書感想文でないものなのでチラシの裏の様なモノであります。書いて満足して落ち着いたのでもう一回くらい読み直しますかのぅ。